なんちゃって山屋

閑人備忘録

珈琲メーカを買った

長年愛用してきたBRAUNの珈琲メーカーの硝子ポットが割れたので、ここ数ヶ月は一々ドリップして珈琲を入れていた。自分でドリップすると蒸らし時間などが調整できるのは良いのだけれど、1杯目の珈琲をドリップして飲む、そして2杯目を、と思ったらお湯が冷めているのでお湯を再沸騰させて再びドリップ、なんて悠長なことを朝の慌ただしいひとときにやっているとあっという間に30分くらいの時間を費やしてしまう。

此では時間が勿体ないと思い珈琲メーカーを買った。現在の珈琲メーカーはミルが付いていたり、浄水機能*1が付いていたりと高機能化していることをAmazonで検索して知った。日本人は本当に付加価値を付けるのが好き、付加価値が付いたものを買うのが好きな国民性だなと思ったりした。

さて、僕が買った珈琲メーカーは至ってシンプルなものだ。ミルなんて付いていないし浄水機能も付いていない。珈琲は粉を買うし、僕の家の水道には浄水器を付けているので浄水機能も必要ない。

若しミルが欲しくなれば手動式の珈琲ミルを買えば良い。ずっと前は手動式珈琲ミルで豆を挽いていたけどある日ハンドルがぽっきり折れてしまって、それ以来珈琲ミルには不信感を持ってしまい再び手を出そうとは思えなくなったのだ。そうはいっても数年以上使っての出来事だったので経年劣化による不可避的なものだとは判っている。判っているけど、あのハンドルがぽっきり折れたときの空しさを再び味わいたくは無いのだ。

珈琲ミルについてねちねちと言及したけど、珈琲ミルはこの際関係ないので再び珈琲メーカーの方へ話を戻そう。件の珈琲メーカーだけど、購入したのはAmazonからでは無くて近所のディスカウントストアだ。近所のディスカウントストアの方がAmazonより400円も安かったので今回はAmazonを利用しなかった。とはいえ、毎月数回はAmazonを利用しているAmazonジャンキーには違いはないのだけれど…。

さあ、明日の朝からは珈琲メーカーにフル稼働して貰おう。そして朝の慌ただしいひとときに一寸だけ余裕が出来ると思うと今から嬉しくなる僕なのだ。

*1:カルキ除去