なんちゃって山屋

閑人備忘録

MUAをWeb版Gmailに変更した

僕はずっとMUAThunderbirdを使っていたけど、最近はMozillaの高速アップデートの所為でアップデートする度にアドオンの互換性で泣かされてきた。其れが厭になったのでMUAを変更しようと決意したのだ。

代替MUAとして先ずはノートPCにプレインストールされていたOutlook 2007を使ってみたがどうもしっくり来ない。というか専用のMUAを起動することに嫌気が差してきたのだ。たかがメールを送受信するのに其処までする必要があるのか?といきなり疑問を持った。

もうブラウザでGmailにアクセスすれば良いのでは?と思い始めた。其処でGoogle ChromeにExtensionをインストールしてWeb版GmailMUAにすることにした。以下はインストールしたExtensionと其の理由だ。

multiNotifier - for multiple Gmail accounts

Gmailのアカウントを仕事用とプライベート用の2つを持っている。Gmailにアクセスする度にユーザ名とパスワードを都度入力するのは面倒なので、マルチアカウントに対応したGmail Notifierを、と検索して見付けたのが此のExtensionだ。
オプションで各アカウントの名前*1とユーザ名、パスワード、デスクトップ通知のOn/Offを入力し、チェック間隔を設定するだけで良いので手軽だ。
後は指定した間隔毎に新着メールの有無をチェックし、新着メールがあればツールバーのアイコンに新着メール数が表示されるようになる野で、アイコンをクリックし新着メールがあるアカウントを選択すると設定したログイン情報で自動的にGmailにアクセスできるようになる。

Checker Plus for Google Calendar

スケジュール管理はThunderbirdの有名なアドオンであるLightningを使っていた。Lightningの機能を代替する為に此のExtensionをインストールした。
multiNotifier - for multiple Gmail accountsと連動してアカウントが切り替えられるので、仕事用のスケジュールとプライベート用のスケジュールを手軽に管理できる。

ISP等のメールについて

Gmailのアカウント設定から、「POP3を使用したメッセージの確認」でISP等のメールアカウントを追加してGmailで取り込むようにした。此で専用のMUAを起動することはなくなるのだ。
序でにGmailのLabsの「POP アカウントの更新」を有効にすると、更新ボタンをクリックしたときにPOPメールに新着メールがないかも同時に確認できるようになるので是非とも有効にしておくと良いと思うのだ。

上記のように2つのExtensionをインストールし、GmailのLabsから「POP アカウントの更新」を有効にしただけで専用のMUAを使わずにメールの管理が出来るようになった。こんなことならもっと早くWeb版GmailMUAにすれば良かったなあと思ったひとときだったのだ。

*1:僕は用途別の名前を入力した